2015年04月22日

第11回「わが家もいよいよ夢のマイホームを!の前にA」

前回は家を建てる時の選択肢の内、「ハウスメーカー」の特徴について考えてみましたが、今回は「建売住宅」・「工務店の設計施工」・「設計事務所」の三つについて考えてみましょう。

@ 建売住宅の場合 のぼり.bmp
建売住宅の場合も、実物を見てから購入できるといった利点があります。しかし、建ってしまっている故の欠点もあります。基礎は適正なのか、耐震性能は充分か、構造材はどのようなものを使っているのかなどがかくれてしまって何もわかりません。見えないことをいいことに粗悪な建物が多いのも実状です。 また、「他のお客さんが契約を希望されています」などとせかされて、冷静な判断ができない場合もあります。
A 工務店の設計施工の場合
工務店の場合、知人やその紹介などによるケースが多いようです。しかし、設計は自社ではできないので他の設計事務所に依頼するという場合が多く、役所への申請業務だけで、充分な打ち合わせや詳細な図面を書くこと、現場監理などは十分におこなわれないために、建築主の要望を取り入れた満足できる家とはなかなかなりません。
したがって、工務店を無条件で信用することになり、その工務店の技量や工事費の比較もできず、「これで精一杯です」 と言われれば、その価格で契約するしかないので、一般的に高くなる傾向にあります。
B 設計事務所の場合
設計事務所は、ハウスメーカーや工務店と違い、唯一建築主の代行者として仕事をおこないます。打合せ時間を充分にとり、構造、仕上げ等細部にわたって建築主の希望を具体化してゆきます。また、設計事務所に依頼した場合、工務店の選択は基本的に数社による競争入札になります。したがって、他の方法にくらべて安く建築することができます。それで設計料等が充分おぎなえるのです。
工事についても、施工は適正であるか、また図面の指示どおりの工事がおこなわれているかなどを常に現場でチェックしますので、一番安心な方法といえます。
しかし、たまに「デザインばかり重視して、こちらの要望をあまり聞いてくれなかった」などと聞くこともあります。設計事務所ならすべて良いというわけではなく、自分達の希望どおりにやってくれるのか確認した上で選定することも大変重要です。
posted by 住まいづくりの会 at 16:37| 欠陥住宅の話